筋膜が癒着する原因は?

筋膜
筋膜と組織(内臓や血管や神経)が癒着、あるいは筋膜同士が癒着すると体に不調が現れます。最近の整体では筋膜に着目した施術が増えてきています。


自分でできる筋膜の剥がし方はストレッチです。注意事項を守った上でゆっくりとストレッチをすることで筋膜の癒着の解除を個人で行うことができます。


その点については⇒パニック障害と全般性不安障害と筋膜と・・にまとめています。


ここでは筋膜が癒着する原因について紹介します。

 

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筋膜の構成成分と性質

筋膜は二つのタンパク質で構成されています。

筋膜の癒着
コラーゲン・・・強靭だが伸縮性がない
エラスチン・・・復元性があり伸縮性がある



筋膜はコラーゲンとエラスチンで構成されており、コラーゲンが弾力を、エラスチンが伸縮性を再現しています。


コラーゲンを膠原線維、エラスチンを弾性繊維と呼ばれており、名前の通り繊維のように細胞と細胞の間に存在しています。

筋膜が変性する原因

正常な筋膜
筋膜は運動器官の構造のすべてに連結されているので,運動器官の機能障害を左右する可能性があります。


正常な筋膜2


運動不足や悪い姿勢を長期間続けていると、細胞外基質の流動性が落ちてドロドロになります。そしてゼラチンのように固まり(これをゲル化という)、コラーゲンやエラスチンの新陳代謝を妨げて筋膜の復元性が低下します。


復元性が下がると、細胞外基質の流動性は余計に落ち、コラーゲンに糖質がつくグリケーションという現象が発生します。コラーゲンが糖質でベタベタして毛玉のように絡み合い、エラスチンの復元性を邪魔します。


癒着した筋膜1


こうして筋膜にはねじれや突っ張りが生じてくると、隣接する筋肉の動きが制限されて血液循環が悪くなり凝りや痛みが出てきます。


癒着した筋膜2


詳しくはこちら⇒引用:国際筋膜研究会:筋膜・リンパ研究部門


このように筋膜が癒着するのは、運動不足や長時間同じ姿勢を続けることなのですが、パニック障害や全般性不安障害の場合は、不安や恐怖の症状から体が硬直しがちになります。


これは細胞外基質の流動性を悪くしているのと同じ状況を作り出します。


つまり、筋膜が癒着して筋肉が硬くなるのです。


筋肉が硬くなるとそれを支える筋膜も当然硬くなり、筋膜の癒着が起こります。


ある部分で筋膜の癒着が起こると、その部分をカバーするために他の部位に負荷がかかります。また、病気の症状から他の部位の筋肉も硬くなるため、さらに他の部位の筋膜の癒着も起こります。

不定愁訴の原因の一つ

筋膜について
かなり多くの方が首こりや肩こりや背中の凝りの症状でとてもつらい思いをされていますが、原因の一つに間違いなく筋膜の癒着(変性)があると思います。


また、胃や腸の不調や、呼吸のしづらさ、動悸などの内臓系の原因にも筋膜の変性が関係していると思います。


内蔵を包んでいるのも筋膜ですからね。筋膜が硬くなれば当然内蔵にも影響は出てきますから。


パニック障害や全般性不安障害に現れる数々の不定愁訴は、西洋医学の検査ではほぼ「異常なし」と診断されます。


でも、筋膜の癒着が不定愁訴の原因の一つと仮定すれば、異常なしの診断にも納得できます。だってほとんどの科で「筋肉や筋膜の検査」はしないですから。


筋肉科というものを創設すれば、パニック障害や全般性不安障害の治療方法の幅がかなり拡がると思うんですけどね~。


ちなみに筋膜の分野に強いのは東洋医学や整体です。


可能なら東洋医学の専門家の治療も受けつつ自宅でもストレッチなどを行い、出来る範囲でその他の治療方法(認知療法など)も平行して行いながらパニック障害や全般性不安障害を治していきましょう。

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