デイケアはリハビリテーションを主に目的とした施設です。同じ悩みを持った人同士が集まって、職員の指導のもとリハビリを行っていきます。
病院と併設されているところもあります。医者は薬物での治療を主とし、リハビリはデイケアで行うというように役割分担をきちんと分けている病院もあります。
パニック障害や全般性不安障害で悩んでいる方だけでなく、その他の精神疾患を患っている方も集まります。
デイケアの面接
デイケアに来られる方の症状の程度はそれぞれですが、症状がとても重い方の参加は基本的にありません。デイケアにはリハビリの内容も含まれるためです。
デイケアに参加できるかどうかについては、最初に面接があるのでそこで判断されます。
面接と言うと就職などの面接を想像して怖いイメージを持たれる方もいますが、デイケアの面接は就職時の面接とは違います。職員の方と顔を合わせて、症状の程度を確かめ、デイケアに来れるかどうかなどを確認します。
デイケアを利用するのに問題がなければ、参加の承認がおります。
デイケアにかかる費用
保険適用のデイケアがほとんどで、自立支援医療制度も併用できるところが多いです。そのため、デイケアを含めてパニック障害や全般性不安障害の治療にかかる金額の合計は、収入がある人で多い人でも月1万円以内に収まります。
食事の費用に別途お金のかかる場合などもありますが、食事が要らない方は『昼以降に参加する』など時間を調整すれば問題ありません。融通がきくところも多いので、その点はデイケアの職員の方と相談すると良いと思います。
また、市町村が行っているデイケアもあります。こちらは無料で行っているところもあります。
デイケアまとめ
パニック障害や全般性不安障害は家にこもりがちになりますので、デイケアを利用するというのも一つの手です。
外出が苦手だという方も多く、なかには外出できない方もいると思います。そんな時は無理せずに、外出ができるようになってからデイケアを申請すると良いと思います。
デイケアのスケジュールは事前にわかりますので、自分ができそうなときだけ参加するという形をとれば、無理なく参加できます。
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