人を愛せない私は『誰か一人を心から愛する』ということができませんでした。正確には、人を好きになっても否定的な感情が心を支配してしまい、恋愛や愛情に対して安心することができなかったのです。



こういうのを『幸せ恐怖症』と言うようです。



じゃあ人が嫌いだったのかというと、そうでもありません。友達は多かったですから。でも「良い子でいなければいけない」という無意識下の意識があったせいで、人間関係に気疲れしたり「ちょっと面倒臭いかも・・」と感じることは度々ありました。


人を愛せなくなった理由

人を愛せない2子供の頃の度重なる親の離婚と再婚で、発達途中だった私の心は「愛は続かないもの=愛は不要」と考えるようになりました。



本来で成長過程でいずれかのタイミングを機にこのような思考の癖も矯正されるものですが、私の場合は固定観念が強かったせいか、面白いくらいに人を心から愛する幸せな心が育たなかったです。



親の離婚と再婚。その時に起こった騒動の数々を経験したため、『愛』というものがまったくわからなくなったのです。



そのため、軽く付き合うことはあっても特定のパートナーと真剣に付き合うということが出来なかったです。



親の離婚と再婚は、私の子供の頃の出来事ですから親の騒動に子供の私が口出せるはずもありません。両親の状況と感情に思いっきり流されるしかありませんでした。



ちなみに私の兄弟は結婚してます。ただ一番上の兄も私と同じように不安症になりましたし、姉も離婚してシングルマザーで頑張ってます。



温かさと愛のある家庭で育った子供は大人になっても自分を愛することができますし、相手を慮る心を持つ人は多いと言われていますから、やはり子供の頃の教育や環境は人間形成に大きく関わってくることはまちがいありません



とは言え、じゃあ親が絶対的に悪いのかというとそうでもありません。私よりも辛い体験をされている方でも幸せな家庭を築いている方もいますからね。


思考の癖とパニック障害&全般性不安障害

人を愛せない3このサイトでは、生活環境や体や心の在り方がパニック障害や全般性不安障害に大きく関係すると紹介しています。



その中でも、思考の癖や物事の捉え方が肉体や精神に影響をおよぼすことは当サイトでもたくさんお話してきました。(全ての方に当てはまるわけではないと思いますが・・・)



私の場合、病気になった大きな根本原因は、絶対的な安堵を感じる愛情を子供時代に感じなかったこと、また、成長する中で家庭の安心や安定を得る機会がなかったことに端を発していると感じます



もちろんそれ以降の人生の中で何度も自分を変えるチャンスはあったのですが、今思うと幸せを否定する思考が無意識下に根付いていたため、幸せを掴むチャンスがあっても目に入らず、幸せを作り出す努力の意味がわからなかったと理解しています。



あ、別に私の人生は楽しいものではなかったわけではありませんよ!友達ともよく遊んでましたし、毎週のように飲みに行っては友人たちとはしゃいでましたし。



ただ、幸せを継続して作る行為というよりも、刹那的な楽しさを享受していたのだと今では思います。


友人Mの支え

人を愛せない4今わたしは人を心から好きになることができるようになりましたし、人間は心がくっついたり離れたりするのが普通であることも理解できていますし、対話の中でお互いの気持をすりあわせていくことが大事だということもキチンと理解できています。



このことがすでに出来ている人からすれば「何を今更言ってるの?」って感じるかもしれませんが、わからない人からすると本当に「わからない」ものなんですよ~(;^ω^)。



私がパニック障害や全般性不安障害になって知ったことは、子供の頃に身についた思考の癖は、大人になってからの行動の基準になっているということです。



直接的にハッキリとその影響が見えるわけではありませんが、しかしながら確実にしっかりと影響しています。



私が病気になったきっかけは、継続的なストレス下での精神的&肉体的ストレスです。



しかし、「その環境が主観的に辛いと感じる」ストレス環境をつくりだしたのは、またその環境を上手に対処できなかったのは、その環境から抜け出せなかったのは、私の思考と物事の捉え方が大きな要因になっていることは間違いないのです。



私がこのことに気付くことができたのは、友人Mの助言があったからです。私が病気になってからいろんな相談に乗ってくれたり、愚痴に付き合ってくれたのが20年来の親友であるMです。



人間は自分の性格について悪い部分を指摘されると防御本能が働くのか、腹を立てたり反論したりします。例に漏れず私も友人Mからの指摘に腹を立てたり言い返したりしていました。



ただ友人Mは、そんな私を呆れたり見捨てたりせずに、ペースをゆるめたり私の言い分をキチンと聞いた上で、自身(友人M)の良い部分や悪い部分を例に出しながら私の直したほうが良い点を指摘し続けてくれました。



そのおかげで、私は自身の思考の癖や性格について真正面から見つめなおすことができたのです。

ホ・オポノポノも思考の癖の改善に役立った

人を愛せない5友人Mの支えに加えて、ホ・オポノポノという本も自分を見つめ返す大きなキッカケになってくれました。この時期はパニック障害や全般性不安障害を治したい一心で、本当にいろんな種類の本を読みあさってました。



ホ・オポノポノはそれらの本の中の一つです。ホ・オポノポノからは「素直になる」ということと、「心から実感できる幸せ」を学びました



友人Mの指摘に対して、「素直に聞いてみよう。」と思えたのもホ・オポノポノがあったからです。



どちらにしても友人Mがいなければ、私はパニック障害や全般性不安障害の症状といまだに『戦って』いたと思います。そして今も数々の症状に苦しんでいたと思います。



病気と『戦う』のではなく、『病気の原因を直視して認め、思考の囚われを解き放つ』ことがこの病気を治す上で一番重要なことであると、私は心から実感しています。



心の平穏と幸せって、誰の元にでも訪れるものですからね♪



友人Mには心から感謝していますm(_ _)m
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