自己否定・自己軽視人の心って形がそれぞれあると思います。そしてそれぞれの心の形が迷子にならないよう、規範となるものが道徳であり教育であり社会常識です。



特に道徳は必要です。人を殺すことを放免している社会は混沌に支配される社会であることは間違いありません。



日本では『人に優しくあれ』『人に迷惑をかけるな』と教えます。道徳の心を大事にします。



しかし、これら道徳を身につけるのなら同時に、自分という存在に自信を持つという概念も同時に身につけないといけません。



自己否定・自己軽視2人に優しく、人に迷惑をかけない、だから自分の気持ちを犠牲にする。



これが一度や二度なら良いのですが、事あるごとに自分の気持ちを犠牲にしていると、自分の意見や主張が、他人の意見や意志の下に位置づけられてしまいます。



これでは自己肯定感が低く、つまり、自己軽視や自己否定につながってしまいます。



学校や親の教育によって『自分は軽視されて当然の人間である』という意識を植え付けられる人もいます。



自己否定・自己軽視3またはメディアの煽りで「ブーム」というものを作り出し、そのブーム以外を「恥ずかしい物」として排除する。こういう風潮があるのも問題です。



道徳や教育や社会常識は確かに必要なものですが、その一方で、自分の大切さと自分が存在することの尊さや素晴らしさも重要視すべきだと思います。


自己軽視や自己否定の人が多い

自己否定・自己軽視4全般性不安障害の方の多くは、自己軽視や自己否定の感覚が強い気がします。



日本人に精神疾患の患者が多いのは、自己を掛け値なしに尊敬、尊重する教育や社会が出来上がっていないことも原因の一つのような気がします。



日本人は他者との調和を重んじる国民だと世界で認識されています。しかし、その文化は裏を返せば自分を抑える文化とも言えます。



自己否定・自己軽視5調和を重んじるのは良いのですが、自分を抑えすぎるのが問題です。だからと言って、相手の迷惑も顧みずに自分のやりたいことをやっていいわけではありませんが。



ですが、パニック障害や全般性不安障害で苦しんでいる方の多くは、『自分を抑えすぎ』あるいは『自分を抑えなければいけない環境にある』または『押さえつける他者に対処できない』という状態にあると思います。



しかし、どういった状態にあったとして、必ず、絶対何かしらの対策があります。


自分を抑えすぎの場合

自己否定・自己軽視6自分の意見を抑えすぎの人は、まずそのことを自覚して、できることから少しずつ直していけば自己主張ができるようになります。



自己主張をすることで「相手に悪いことを言っちゃった・・・」と落ち込む人がいますが、実は自分の意見を伝えることで相手が楽になるということも本当に多くあります。



たとえ相手が怒ったとしても、相手に真意が伝わることでお互いの仲が深まることもしょっちゅうあるのです。もちろん喧嘩別れもありますが、それこそやり方次第で対処法はいくらでもあるのです。



自分を抑えたら物事は解決する・・・、と思っていたら自分が病気になった。という人は、このやり方(自分を抑えるというやり方)は間違った方法、もしくは過剰(やりすぎ)だったということです。


自分を抑えなければならない環境にある

自己否定・自己軽視7この場合も自分の意見を伝えることで環境を変えることもできます。それでもダメなら助けてくれる人を頼ります。友人や知人だけでなく、医者や市役所など頼れるところは結構あるものです。



誰か一人だけを頼るのではなく、複数の助けを借りると良いです。自分が気づかないだけで、助けてくれる人って結構いるものです。


押さえつける他者に対処できない

自己否定・自己軽視8パニック障害や全般性不安障害で苦しんでいるのに、さらに追い打ちをかけてくる人がいます。こういった場合も、一人でなんとかしようとするのではなく、別の助けを借りることも考えましょう。



医師、役所、カウンセラーなどの専門家、友人などなどです。



押さえつけにかかってくる他者は悪意を持って行っている人もいます。逆に善意でいろいろ行っている人もいますが、その善意がパニック障害や全般性不安障害の方には重く感じることもあります。



相手に善意があって、それが重いと感じるなら相手にハッキリと、「今はこういう状態だから無理です。でも心配してくれてありがとう。本当に心強いです。あなたがいてくれて良かった」といえば、大抵の相手には思いが通じます。



自分がこういうふうに言われて嫌な思いはしませんよね?それと同じです。



自己否定・自己軽視9ただ、全般性不安障害やパニック障害で苦しんでいる時に細かな判別などなかなかできない場合もあります。特に悪意を持って押さえつけてくる人への対応です。



そういう場合は、まずは別に人の力を借りて、自分を押さえつける人物の圧力に対処しましょう。無料で的確なアドバイスが必要なら、市町村にある相談窓口に相談すると良いです。


気付いていない人が本当に多い!!

自己否定・自己軽視10なぜ私が「自己軽視や自己否定」について記事を書いたのか。それは上記のような環境に自分が置かれていることに気付いていない人が多いからです。



パニック障害や全般性不安障害になるほどに思考の癖が偏っている(ここでは「自己軽視や自己否定」のこと)のに、そのことにまったく気付いていない人が本当に多いと思います。



苦しい環境にいるのに、苦しい仕打ちを受けているのに、その環境や仕打ちがおかしいことに気付いていない、あるいは事の大きさに気付いていない人が多いのです。



まぁ偉そうに言っていますが、何を隠そう私もこれに当てはまっていましたけどね(*´∀`*)ポッ



自己否定・自己軽視11自分では気持ちを抑えているつもりはそれほどなかったのですが、周りから見ると「よくその状況で我慢できるね」という状態だったようです。



上記の環境や他者に関して、気付くことができたとしてもすんなりと対応できる人は少ないかもしれません。



でも気づかないければ何も始まりません。まずは自分自身に対して「自己軽視」してないか。「自己否定」していないか。



自分を取り巻く環境や他人の意見を『一切考慮にせずに』、一度考えてみてください。
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