パニック障害や全般性不安障害を治すために環境を整えることは重要です。治すためには受けるストレスを減らすことが重要です。
パニック障害や全般性不安障害を治すためにいろいろ行動しているのに、環境からストレスを受け続けていたら、治療がなかなか前進しないこともありえますから。
家族の理解がない場合
家族の理解がない場合は、病院の医師などから説明してもらったり、役所に相談して説明してもらうと良いです。
パニック障害や全般性不安障害に対して理解がない理由は、単にこれらの病気について知識が不足しているからです。
誰でもかかりうる病気であること、できることとできないことが多くあることを、専門知識を交えて専門家から話してもらえれば、少しは理解してもらえます。
しかし、いくら説明しても経験者でない限りパニック障害や全般性不安障害の症状の辛さはわかってもらえません。
「どうしてわかってくれないの!」と思っても、パニック障害や全般性不安障害の症状の辛さは、経験がある人以外の方が憶測で知ろうとしても、絶対に理解することはできないと思ってください。わかるのは経験者だけです。
「症状の辛さもわからないのに、私を追い詰めるようなことはしないでほしい・・・」と感じるような言動をされることは多々あると思いますが、専門家から説明してもらうことでこのような言動の回数が減ります。
100%自分の状況に合わせたフォローをしてもらえるということはありませんが、ストレスを減らすことでパニック障害や全般性不安障害の回復は早くなります。
ただ、批判をしている当の家族自身が大きなストレスに晒されている場合、当人に余裕がなくなっていることがあるため、パニック障害や全般性不安障害の患者に対して余裕のある態度が取れないこともあります。
この場合はケースバイケースで対応する必要があるため、医師や役所を頼りましょう。何かしらの解決策を提示してもらえます。
同じような悩みを抱えている方も多く居ますので、ミクシーなどのSNSを活用して経験者などに相談するのも良いです。
仕事がストレスの原因になっている場合
仕事のストレスがきっかけになってパニック障害や全般性不安障害になる方も多くいます。その場合は会社の上司に相談すると良いのですが、上司がストレスのきっかけになっているのなら、会社の産業医に相談しましょう。
しかし、産業医に相談しても会社に筒抜けになっているような場合は意味がありません。そんな時は社外相談窓口に相談すると良いです。
厚生労働省のこころの耳という相談窓口は、全国の相談窓口が書かれているので、どこに相談したら良いのかがわかりやすくまとまっています。
もちろん医者にも相談して、どのようにすればよいのかを確認するのも重要です。何か診断書を書いてもらう場合は医師の診断は必要になりますからね。
環境を変えるためには専門家を頼ろう!
このように環境を変えるためには自分一人ではなかなかできないことも多いです。人によって異なる様々な悩みがあるものですが、相談すれば必ず何らかの方法があることがわかります。
私もパニック障害や全般性不安障害になるまではあまり意識しなかったのですが、心を外に向ける癖をつけてみると、意外と日本は相談に乗ってくれる機関が多くあることがわかりました。
パニック障害や全般性不安障害から回復するために環境を整えることは重要です。そのためにも手を貸してくれる、相談してくれる相手を頼ることはとても重要です。
家族や友人など身近な人に頼ることも重要ですが、専門家も交えた方が効率も良くなりますし、家族や友人への負担も減らせます。
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