薬だけで治るの?

薬で治るの?なぜ医者は薬を飲めば治るというのか。



ネットなどを見ていると、いまだに「薬だけで全般性不安障害が治る」という医者がいることがわかります。確かに薬だけで治る人もいますが、薬だけでは治らない人もいます。



薬は非常に大きな助けとなる治療方法の一つですが、パニック障害や全般性不安障害の原因が思考の癖や環境にある方は、薬だけではなかなか治りません。


 

スポンサードリンク

医者が「薬を飲めば治る」という理由

薬で治るの?2ではなぜ医者が「薬を飲んでいれば治る」というのでしょうか。これは別に医者の傲慢さの表れというわけではありません。



一般的に『病気を治す』、あるいは『病気を克服する』最後の砦は医療であり病院であると認識されています。



その最後の砦で「薬は万能ではない」という発言をすると、患者は大きく落胆したり希望を失ってしまう方もいるかもしれません。



それを防ぐために、そして医者は患者に安心を与えるために、自分たちに任せなさいという意味を込めて「薬で治る」という趣旨の発言をするのです。



薬で治るの?3今は薬物治療以外の精神疾患の治療法もいろいろと提唱されてきたため、薬だけで治るという考え方自体が時代に合わなくなってきています。



本来であればこの変化も捉えて病院側でも他の治療法も提示して指導すべきです。



しかし、病院の得意とする治療方法は薬物治療です。認知行動療法の指導やストレッチなどによる筋肉へのアプローチ治療方法ではありません。呼吸法の指導も不得手な医者が多いです。



ですが、『病院は病気を治す最後の砦』という社会の潜在的な認識が昨今の変化に追い付いていないため、医者は「薬を飲んでいれば治ります」という発言をしなければならないのです。



まぁ中には「薬を飲めば治る」と信じている医者もいるとは思いますけど、ほとんどの精神科医は「薬は治療の一つのツール」と捉えています。精神科の学会の資料を見るとその認識を持っていることがわかります。



薬で治るの?4それともう一つ。すでに記述しましたが、薬だけで治る人も確かに存在しています。医者が「薬だけで治るかどうかわかりません」などと発言していたら、薬だけで治る人の回復のチャンスを奪うことにもなります。



多くの精神科医は「薬で治る人もいる。そうでない人でも他の治療方法を並行すれば良い」ということは知っています。



ですが、精神科医は薬物療法のプロであるため、他の治療方法を適切にアドバイスすることはできません。できたとして時間がありません。心療内科に来る患者はものすごく多いですからね。



ただ、悲観する必要はありません。他の治療法に関しては当サイトでも詳しく紹介していますし、専門の本もたくさん販売されていますし、カウンセラーなどのいますので。


薬がなくても病気は治る

薬で治るの?5現に私はパニック障害や全般性不安障害の急性期・慢性期・回復期は、抗うつ薬や抗不安薬は使用していません。



それでも今はほとんど治っています。少なくとも、大きな不安や恐怖が絶えず襲ってくるというような状態は全く無くなっています。



つまり、薬はパニック障害や全般性不安障害を治すための力強いツールではあるものの、薬を使用しなければ治らないというのは間違いだということです。



思考の癖、環境、体など、いろんな方向からアプローチして治していくのが正解です。そうすることで一歩ずつ確実に自信を持って治療が進みますし、治ったあとも再発に怯えることがなくなります。

スポンサードリンク


基本カテゴリの記事一覧こちらから
ブログカテゴリの記事一覧⇒只今作成中m(_ _)m
すべての作成記事一覧サイトマップから
(サイトマップ内は、基本カテゴリとブログカテゴリの分別はされていません。)

サブコンテンツ

このページの先頭