西洋医学と東洋医学私がパニック障害や全般性不安障害を治す上で基本としていたのは、西洋医学の考え方ではなくではなく東洋医学の考え方です。



誤解のないように言っておきますが、西洋医学が悪いというわけでは決してありません。



何か大きな病気があるかどうかなどの判定は、東洋医学の診察ではなく西洋医学の検査のほうが明らかに勝っています。


西洋医学には足りない何かとは

西洋医学と東洋医学2しかしながら、西洋医学は『科学的根拠』を絶対的に重視しているため、科学的根拠に漏れた事例に関しては不得意です。



また、病気を非常に細かく分類しそれぞれの病気に科学的根拠を求めるため、体全体に複数の症状が及ぶ不定愁訴の治療が不得意です。



特日本の医学はこの傾向が強い感じがします。


原因は脳内物質 間違いではないけれど・・

西洋医学と東洋医学3西洋医学の見解では、パニック障害や全般性不安障害の原因は脳内物質の分泌異常にあるとしています。



そのため西洋医学は脳内物質の分泌異常にスポットを当てて、パニック障害や全般性不安障害などの精神疾患を治そうと頑張っています。



確かにパニック障害や全般性不安障害の身体的原因は、脳内物質の分泌異常にあるのかもしれません。



しかし脳内物質に分泌異常が起こったそもそもの原因に対しての治療は、西洋医学ではあまり力を入れていません。反対に、東洋医学はその人の体質や環境も含めて治療の指導をすることが多いです。


東洋医学は経験則を重視!

西洋医学と東洋医学4西洋医学が根本としている『科学的根拠』は確かに大事ですが、人が長い年月の間に築きあげた東洋医学は、気が遠くなるほどのデータの積み重ねを経て研鑽された『経験則』をとても重視しています。



実際に病気になった人に関する膨大なデータを相対的に把握し、組み立てて作られたのが東洋医学です。



その経験則から体系立てて作られた東洋医学は決してバカにできない内容になっています。


上手に活用しよう!

西洋医学と東洋医学5私は西洋医学の助けも借りました。めまいや吐き気、動悸や血の気が引く症状、頻尿や肩こりなどなど、様々な症状に対して検査を受けました。



そのすべてが『異常なし』。これらの検査によって私は「大病の心配はない」という安心を得ることができました。



西洋医学が得意とする『科学的根拠』に基づいた検査ですから、検査結果についてはかなり信頼が持てます。西洋医学の『器質的疾病を検査で発見する能力』は東洋医学よりも遥かに上です。



異常なしという検査結果によって、私は心理的にかなり大きな『保証』を得ることができました。



ですが一方で、現実的に体感している数々の症状は治っていません。それを治す方法として私が選んだのが東洋医学です。


東洋医学ってどういうもの?

西洋医学と東洋医学6東洋医学と言うと漢方や鍼灸が真っ先に上がりますが、東洋医学の考え方を取り入れている治療方法は漢方や鍼灸だけではありません。



例えばヨガや整体。これらは西洋医学的な考え方も持っていますが、「全体を見る」という基本的な考え方や、「気」や「血」の流れを重視する考え方は東洋医学のものです。



鍼灸は鍼や灸を使って、ヨガや整体は手技や体を動かすことで気血の流れを改善し、からだ全体を改善することで症状を治していきます。



西洋医学と東洋医学7そして東洋医学は、患者自身が毎日少しずつ治療を実践します。西洋医学のように基本的に患者側は治療を受けるだけという「受け身姿勢」ではありません。



出来る範囲でゆっくりと自分で自分を改善していくという東洋医学の考え方も、西洋医学にはあまり見られない特徴です。



時間はかかりますが、東洋医学の考え方を取り入れることで症状も改善していきますし、体質そのものも変わってくるため根本治療が進みます。



西洋医学だけに頼るのではなく、東洋医学の考え方も出来る範囲で取り入れて治していく。私の経験上、これが効果の高い治療方法だと思います。
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