西洋医学は我々の生活になくてはならないものとなっています。病気になったら病院に行く。そして医者に診察してもらい薬を処方してもらったり、手術をして病気を治します。

 

生きていく上で『医療』は大きな支えとなっています。そして医療は西洋医学のもと、飛躍的に発展してきました。

 

しかし、西洋医学は万能ではありません。科学の力を持って人体に備わった生体機能の数々を解明してはいますが、体の機能全体と比較すると解明されたものはごくごく一部です。

 

西洋医学の特徴

西洋医学を正しく知る西洋医学は科学を基にしているため、目に見える分析に重点をおいて病気を判断します。このため、診察や検査をして異常がなければ病気ではないという考え方が基本にあります。

 

また、西洋医学は体全体から病気を診断するのではなく、患部である体の一部分だけを調べます。病院に行くとさまざまな診療科が存在することからも、西洋医学は局所的、専門的に分析する医療だということがわかります。

 

パニック障害や全般性不安障害は体のさまざまな部分に症状が現れるため、各部位を検査するためにいろんな診療科で検査を受けられた方も多いのではないでしょうか。

 

パニック障害や全般性不安障害になると、体の内部の各部位の機能低下やバランスの乱れを引き起こします。

 

西洋医学では病気の原因となるもの(細菌、ウイルス、がん細胞)の検査は得意なのですが、機能低下については不得意です。

 

検査をして「異常ありません」と言われるのは、器質的損失や器質的異常に対して問題はないという意味であって、機能的異常(機能低下など)に対しての診断でないことがほとんどなのです。

 

器質的・・・
物質的に特定できる状態。損壊や病変などの特異が実際に特定、確認できる状態
機能的・・・
損壊や病変が確認できないが、機能そのものが低下している状態

 

西洋医学的治療は無意味なのか

西洋医学を正しく知る2我々からすると「こんなに辛い症状なのに、異常がないなんて・・・。そんなはずがない!」と怒りたくなるのですが、ものは考えよう。

 

見方を変えると「器質的損失やガンなどの可能性は著しく減少した」という、証明を手に入れることができたのです。

 

あとは各自で自分の体調に合わせたパニック障害や全般性不安障害の治し方を、ゆっくりと行っていくだけです。

 

本来であれば栄養や運動、心理療法などの指導を専門家が行えるよう、国が率先して動くべきなのですが、西洋医学の局所的治療を基本としている日本ではなかなか難しいのが現実。

 

パニック障害や全般性不安障害の正しい治療方法が病院に根付くのもまだまだ先のようです。

 

ですが、悲観的になることはありません。病院で処方される薬も活用しながら、その他の治療方法を併用してパニック障害や全般性不安障害を治した方は、世の中にたくさんいるのですから。

 

[adarea]