ストレスとホメオスタシスさまざまな刺激によって起こる生体反応もストレスと言います。通常、人はストレスを受けても元に戻ろうとする力が働きます。

 

しかし元に戻ろうとする力を超える強いストレスを受けると、元に戻ろうとする力が低下してしまいます。この状態が長く続いてしまうと、パニック障害や全般性不安障害など他の精神疾患を引き起こしてしまいます。

 

体が元の状態に戻ろうとする力をホメオスタシス(生体恒常性)と言います。

 

生活をする上で、ストレスというものはなくなりませんが、ホメオスタシスの機能があるためストレスがあっても生活できるのです。

 

筋肉に例えると・・・

ストレスとホメオスタシス2筋トレをすると筋肉の繊維が小さく断裂します。筋トレというストレスに筋肉が反応した結果、筋肉痛になるのです。しかしホメオスタシスが働き筋肉の繊維は元に戻ります。

 

この時、筋肉はさらに強く太くなります。これと同じことが生活の中にも起こっているわけです。

 

しかし、強度の強い筋トレや長い時間の筋トレをしてしまうと筋肉は大きく損傷してしまい、回復にかなり時間がかかります。大きな刺激(強い刺激、長い刺激)でホメオスタシスの機能が低下してしまうのです。

 

パニック障害や全般性不安障害などの精神疾患になる場合も同じです。強いストレスや長い間ストレスを受け続けると、ホメオスタシスの機能が低下してしまうのです。

 

ホメオスタシスの機能

外部からのストレスが強い、あるいはストレスを受け続ける時間が長いとパニック障害や全般性不安障害になりやすくなります。

 

それと同時に、ホメオスタシスの機能がもともと弱いというのもパニック障害や全般性不安障害になりやすくなる原因です。

 

ストレスとホメオスタシス3例えば、同じストレスでも捉え方や考え方によって大きなストレスと感じる場合があります。自分に自信がない人や完璧主義者などは、通常よりもストレスを強く感じやすいことが多々あります。

 

他にも、体を元に戻すために必要なホルモンなどが体内で十分に作られていない場合。

 

内臓の機能的損壊(機能低下)や器質的損壊(重要な内臓の一部損壊など)があったり、栄養が不足することでホルモン生成量や分泌力が低下していたりすると、ホメオスタシスの機能が低下します。

 

パニック障害や全般性不安障害を治すためにはストレスを知るだけでなく、ストレスに抗う力にも目を向ける必要があります。総合的に包括しながら治していきましょう。

 

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