慢性期パニック障害や全般性不安障害は、ストレスが継続してかかり続けることで体や脳がさまざまなストレスに過敏に反応している状態です。

 

その状態を一つ一つ開放し整えていくことで症状が少しずつ良くなっていきます。

 

難しいことを行うわけではありません。まずは簡単な呼吸法を覚えます。自分に降りかかる過度なストレスを減らす方法も覚えます思考の癖があるならそれを自分で自覚します

 

また不安が不安を呼ぶ不安のループによる『二次的ストレス』と、『元となるストレス原因』を大まかに分けることでストレスの対処がやりやすくなります。

 

慢性期にやるべきことはある程度決まっていますが、それをどのように行うかは人によってさまざま。やり方もたくさんありますので、「自分にはできないかも(;´Д`)」と諦める心配はありません。安心してください。

 

《ストレスの見極め》

慢性期2慢性期になると、『元となるストレス』が原因となり、その元となるストレスが呼び込んだ『二次的ストレス』も体調悪化の原因になります

 

よく言う、悪循環というものです。本来であれば『元となるストレス』を取り除けば回復するのですが、パニック障害や全般性不安障害になると『二次的ストレス』もストレス源となってしまうことが多々あります

 

『元となるストレス』の対処を出来る範囲で行いつつ、『二次的ストレス』に関しても対処方法で構いませんので対応します。

 

環境や思考の癖を改善しつつ(元となるストレスの改善)、薬などで恐怖心や不安感を抑える(二次的ストレスの緩和)という感じです。

 

《食事の重要性》

慢性期3栄養バランスの良い食事が基本です。特に、ビタミンB群は神経細胞の再生や回復に重要です。間違っても「おにぎり一個だけ」などという、バランスの悪い食事はしないようにしましょう。

 

吐き気やむかつき、ゲップやおならなど、胃腸の機能が低下している場合は消化の良い食事をすることになりますが、足らない栄養を補うため野菜ジュース(無糖)などの活用をおすすめします。

 

可能ならサプリメントで栄養を補うのも良いです。

 

体を作るのは食べ物です。不安や緊張の繰り返しでかなり不足したビタミンやミネラルを補えるのは、食事やサプリメントだけです。

 

《運動の重要性》

慢性期4からだを動かすことで血流がよくなり、細胞内の老廃物が流れていきます。また脳内神経細胞も活性化し、ホルモンバランスも正常化されます。

 

慢性期は体が動かないこともよくありますが、無理のない範囲で運動を行いましょう。ストレッチだけでも良いです。体を動かさないと内臓や筋肉の機能が低下していきます

 

キツい運動をする必要はありません。可能なら散歩程度でも十分です。筋トレを行う場合は、痛みがある場所や凝っている箇所は鍛えないようにしましょう。

 

整形外科などで首や肩の痛みを受診すると「首や肩の筋肉を鍛えてください」と言われることがありますが、パニック障害や全般性不安障害の方は首肩の血流が悪くなっているため、鍛えるとさらに症状が悪化しますので注意が必要です。

 

《呼吸法や自律訓練法》

慢性期5呼吸法はいつでもどこでも簡単に行えますし、呼吸法で副交感神経が優位になるため不安が和らぎます。今後回復期に入ると、呼吸法だけで不安をコントロールできることも多くなります

 

薬のように劇的な効果は感じないかもしれませんが、体には確実に効果があります。いつでも良いので毎日行い、習慣化すると良いです。

 

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